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単価について(市場単価・土木工事標準単価)

名称 単位 価格
鉄筋工 加工・組立 一般構造物 40,000円
 上記は市場単価の表示例です。鉄筋を加工・組立するには 1t当り40,000円の費用がかかるという意味になります。
 少し前までは、鉄筋を加工・組立するのに何人かかっているかを調査した歩掛を用いて積算しましたが、現在は簡易な市場単価方式が採用されています。(「しじょうたんか」と読みます。) 市場単価とは施工業者の施工価格を調査した価格です。 内訳を持たないため、歩掛と比較すると扱いやすいですが、どの材料を含んでいるのか、どこまでの工事を含んでいるのかが読み取りにくいです。

 三か月に一回発刊されている市場単価資料(「(一財)建設物価調査会の土木コスト情報」と「(一財)経済調査会の土木施工単価」)に工事内容と価格が掲載されています。
 書籍は三か月に一回更新されていますが、発注機関により単価データの更新頻度が違います。 両書籍に同一単価がある場合は、材料単価と同様に平均を採用したり、安値を採用したりします。

 土木工事標準単価も市場単価と同様に内訳を持たない単価になります。
 標準的な工法による施工単位当たりの工事費で、工事業者の施工実績に基づき、調査により得られた材料費、歩掛等によって算定した価格とのことです。建設物価調査会のサイトに説明があります。
  建設Navi > 積算総合情報 > 土木工事標準単価

 市場単価、土木工事標準単価とも施工条件が細かく設定されているので、現場の条件にあう単価を選択して使用します。


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