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代価表の構成

代価表は内訳書や明細書に計上される書類で、歩掛を計算するため、工種をまとめるために使用されます。

代価表の例を表示します。
(この例は擁壁工事の歩掛をまとめた作成例となります。施工パッケージ型の代価表は別の表示方法となります。)
代価表イメージ

代価表には次の項目があります。
 ・下位の代価表の計算結果が表示された「代価表行」
 ・下位から積み上げしないで材料費、労務費、作業費などを表示する「単価行」
上の代価表の場合は 5、6、7号代価表が代価表行となり、積算基準の歩掛を用いて計算されています。
「ネットフェンス」は単価行となり、材料費を計上しています。

代価表の算出単位はそれぞれで違い、集計や計算がしやすい単位になっています。
上の代価表の場合は、右上に算出単位が「10 m 当り」と表示されています。

代価表の合計金額は算出単位当りの金額となります。
上の代価表の場合は、10 m 当りで 616,275円となります。

これを単位当りの金額にして、最終行に表示します。この金額が上位の書類の単価欄に表示されます。
上の代価表の場合は、616,275 円を 10 で割って 1 m 当り 61,627 円としています。

今回は単位当りの金額を計算するときに小数を切り捨てましたが、発注者によって丸め方に違いがあります。
例えば、有効数字 4桁で四捨五入する場合は、1 m 当り 61,630円となります。

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