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積算方法について(歩掛型 2)

国土交通省より「公園緑地工事標準歩掛」が公表されていますので、この資料をもとに計算をしてみます。
下記URLより資料をダウンロードして開いてください。
 「国土交通省 公園緑地工事積算体系について」へ

歩掛には2パターンあり、算式で作業量を計算するタイプと表から条件に合うものを選択するタイプです。
「トラクター土工」は作業量を計算するタイプで、「コンクリートブロック(空洞ブロック)積」は表から選択するタイプとなります。

例として「レンガ舗装」を計算してみます。
まず、歩掛表を確認します。今回は条件を「A(平敷き)」とします。
歩掛表から歩掛(100m2当りブロック工 9.9人など)が分かりましたので、歩掛を単価表に当てはめ、歩掛と単価データ(労務単価、資材単価、機械経費など)を組み合わせて計算します。
算出単位が「100m2当り」となっているので、最終的に単位当たり「1m2当り」に変換する必要があります。
歩掛を単価表に当てはめて計算すると次のようになります。
歩掛イメージ
(上表の単価は積算例として作成しました。根拠はありません。)

また、歩掛には諸雑費という考え方があります。
諸雑費とは、歩掛で設定されてる項目以外に費用がかかるが付属品など細かい項目を計上するほどでもない場合など、労務や資材の合計額に率を乗じて金額を計算します。
その他に算出単位当り金額を単位当り金額に変換するときに金額を丸めますが、このとき計算上のつじつまが合うように諸雑費で調整したりもします。

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