市場単価と土木工事標準単価は「土木コスト情報」や「土木施工単価」に掲載されており、掲載されている施工単価を補正して積算を行います。
「土木コスト情報」や「土木施工単価」の書籍については
コチラを参照してください。
市場単価と土木工事標準単価ですが、積算するうえでの使用方法はほとんど変わらず、条件にあった単価を採用する形になります。施工規模などによる補正で価格がかなり変わりますので、補正条件をよく確認することが必要です。
また、市場単価や土木工事標準単価では、単価に機械・労務・材料のどれが含まれているかを確認する必要があります。例えば材料費が含まれない場合は代価表に別項目として材料単価データを追加します。
土木工事標準単価は国土交通省で平成29年度(2017年度)から採用されました。いくつかの工種が市場単価方式から移行しています。移行したいくつかの工種で単価に含まれる機械・労務・材料の構成が変わっていますので確認が必要です。
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