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入札について

公共工事において請負候補者を広く募集する場合、発注者(役所)は工事内容を記載した書類「設計書」を公開します。(発注者が候補者を事前に選んでいた場合は、選ばれた候補者にのみ設計書が公開されます。)

候補者(施工業者)は設計書から工事内容を読み取り、その工事を受注したいかどうか判断し、受注する場合は工事にかかる金額を積算することで入札の準備をします。

インターネットが普及していなかった頃は、発注者(役所)は受注を希望する応募者(施工業者)を一所に集め、その場で指定の紙(札)に見積額を書かせ、用意してある箱に入れさせました。そして、その中から適正価格を記入した応募者を落札者(請負者)として決定していましたが、最近では設計書の公開も、入札自体もインターネットを利用して行われるようになってきており「電子入札」と呼ばれています。

入札の際に応募者が一所に集められていた頃は、応募者同士が直前に打合せをし、それぞれが記入する見積額をその場で調整することで落札者を応募者側が決めてしまう「談合」がおこなわれていましたが、電子入札の採用によりこのような単純な談合は減っているようです。

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