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積算をする前の準備

発注者より配布される資料をすべて入手して内容を確認します。

発注者より配布される資料には次のようなものがあります。
工事費内訳書発注者が予定価格を計算するために使用した資料で、内訳書・明細書・代価表等で構成されます。
積算を行う場合に主に使用することになる書類です。
発注者によっては「金抜き設計書」「見積参考資料」「工事設計書」と呼ばれます。
設計図面工事費内訳書がある場合は直接的には必要ありませんが、工事費内訳書がない場合は設計図面から数量を拾うことになります。
特記仕様書その工事だけに適用される仕様が記載されています。
工事費内訳書に表示されていない工種や材料の仕様が記載されています。
数量計算書工事費内訳書と似ていますが、こちらは工種や材料の数量を算出するための書類となります。
工事費内訳書が配布されない場合はこちらで積算することになりますが、積算条件が表示されていない場合が多く、条件を推定しながらの積算となります。

次に積算に関する基準書と材料単価が載っている書籍を用意します。(書籍紹介ページも参考にしてください。)

積算ソフトがあれば必要ないという方もいますが、歩掛であればどの作業までを含んでいるのかを確認できますし、材料単価であればデータ化できていない情報(欄外に記載されている特別な条件やメーカー情報など)を確認でき、積算の精度を上げることができます。

歩掛の考え方や材料単価の調査方法はそれほど変わりませんので、少々古い基準書でもいいので用意しましょう。

>次へ 「工事費内訳書の構成」
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