今回は、電気通信関連の歩掛が掲載されている書籍についてですが、
自身が電気通信の積算に関し不勉強な部分が多いので、ここでは土木工事や公園工事に含まれて発注される電気工事を前提として書いていきます。
電気通信関連の積算をする場合は（一財）建設物価調査会が発行している
「国土交通省土木工事積算基準」
「国土交通省土木工事標準積算基準書（電気通信編）」
を参考にしています。
（前回書きましたように書籍名が似ていて区別しづらいので、表紙の色から別の呼び方があります。）
（以下、国土交通省土木工事積算基準は「黄本」、国土交通省土木工事標準積算基準書は「赤本」と記載します。）
「黄本」には「赤本」に掲載された標準歩掛の一部が掲載されていますが、電気通信に関しては「黄本」に掲載されている歩掛だけでは対応しきれない場合が多いです。
例えば、「黄本」には配管・配線についての歩掛は掲載されていますが、道路灯（街灯）や公園灯の設置に関する歩掛などは掲載されていません。
「赤本」にしか掲載がない工種を一部挙げますと、
・ 道路照明設備設置工
・ 公園照明設備設置工
・ 道路照明維持工
・ 道路照明修繕工
などがあります。
（上記は、個人的に使用したことがある工種の一部抜粋です）
電気通信関連の積算をしっかりしたい場合は、「国土交通省土木工事標準積算基準書（電気通信編）」を毎年でなくてもいいので手元に用意しておくことをお勧めします。
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関連書籍へのリンク：
国土交通省土木工事標準積算基準書（赤本）